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習字の筆に向かう男の子の手元

習い事が続く子と続かない子、同じ親でもこんなに違う

習字の筆に向かう男の子の手元

「同じように育てているのに、どうしてこんなに違うんだろう…」

そんなふうに、思わずため息をついたことはありませんか。

こんにちは、えりこです。

中学生と小学生、2人の男の子の母をしながら、会社勤めをしている普通の母です。

中2長男と小6次男のエピソードから、家庭で起きたままお話しさせてください。

 

 

 

五年続く、長男の習字

 

習字の筆に向かう男の子の手元

 

うちの長男は、小2から習字を続けていて、この春でちょうど五年目に入りました。

負けず嫌いで、あまり弱音を吐かないタイプです。

正直、書道が特別に好きなのかと聞かれると、私にもよくわかりません。

それでも毎週水曜の夕方になると、当たり前のように習字バッグを持って出ていきます。

先週の水曜も、部活で疲れているはずなのに、小さく息をついてから玄関を出ていきました。

私が

「今日はさすがに休みたいんじゃない?」

と声をかけても、長男は

「行けば書けるから」

とだけ返してきました。

そのそっけない一言に、私はいつも少しだけ驚かされます。

上達がとびきり早いわけでも、賞をもらうわけでもありません。

ただ淡々と、同じ場所へ五年通い続けている、その後ろ姿だけがそこにあります。

 

三か月で冷めていた次男

 

パソコンでプログラミングを学ぶ小学生

 

一方の次男は、小6になった今も、熱しやすく冷めやすい性格のままです。

幼稚園のサッカーに始まり、空手、体操、英会話、料理教室と、これまで本当にいろいろ試してきました。

どれもだいたい三か月ほどで熱が冷めて、次の何かへ移るのが、いつものパターンでした。

昨年の11月には、週2回通っていたスイミングもやめてしまいました。

あのとき私が

「行きたくないなら、もうやめていいよ」

と言ってしまったことを、今でも少し後悔しています。

そんな次男が、この4月からプログラミング教室に通い始めました。

正直、また三か月で飽きるだろうと、私は心のどこかで思っていました。

ところが、7月の今も、まだ続いています。

帰ってくるなり

「今日、ゲームの背景を動かせた」

と、めずらしく興奮して話してくれた日もありました。

三か月のラインを越えたのは、もしかすると初めてかもしれません。

 

同じ親なのに、なぜ違うのか

 

自宅で並んで過ごす男の子の兄弟

 

同じ親が、同じように育てているつもりでも、2人はこんなにも違います。

長男は黙って続け、次男は燃えては冷めてを繰り返してきました。

先日、夫に

「同じように育てたのに、どうしてこんなに違うんだろうね」

と話してみました。

夫は

「ふうん」

と一言だけ返して、スマホから顔を上げませんでした。

 

夕方のリビングで考えごとをする母親

 

正直、私もまだ、その答えははっきりとは出ていません。

ただ、次男を長男と同じ物差しで見ていた頃は、私自身がいちばん苦しかった気がしています。

続くことだけが正解ではなくて、あれこれ試してきた経験もまた、次男の大切な一部なのかもしれません。

同じ庭にまいた種でも、芽を出す時期は一つずつ違うように、この子たちのペースも別々なのだと思います。

プログラミングが続いているのも、五年の習字と比べたからではなく、次男自身のペースをやっと見つけたからなのでしょう。

結局のところ、続くも続かないも

「その子による」

というのが、今の私のささやかな結論です。

同じ家で育つ2人の違いを、正解探しではなく、どうか面白がって見ていただけたら嬉しいです。

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