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child crying entrance bag morning

「やめさせなきゃよかった」。次男のスイミングで母として後悔していること

child crying entrance bag morning

「お母さん、もう行きたくない…」

そう言って玄関で泣いていた次男に、私は

「行きたくないなら、もうやめていいよ」

と言ってしまったことがあります。

あれから半年。

今でも、あのときの判断を後悔しています。

こんにちは、えりこです。

中学生と小学生、2人の男の子の母をしながら、会社勤めをしている普通の母です。

お子さんが習い事を

「辞めたい」

と言ってきたとき、どう判断したらいいのか、迷われることってありますよね。

お気持ち、本当によくわかります。

今回は、私が次男のスイミングで

「やめさせなきゃよかった」

と思った話を、家庭で起きたままの形でお伝えします。

 

 

 

なぜ「やめていい」と言ってしまったのか

 

child crying entrance bag morning

 

あの日のことは、今でも鮮明に覚えています。

 

進級テストに落ちた次男

 

土曜の朝、スイミングのバッグを抱えた次男が、玄関で泣いていました。

前の週、進級テストに落ちて、その悔しさを引きずっていたようでした。

前の日の夜にも

「明日のスイミング、行きたくない」

と、ぽつりと言っていたのを覚えています。

そのときに、もっと丁寧に話を聞いてあげればよかったのですが、私は週末の家事に追われていて、ちゃんと向き合えていませんでした。

 

気持ちに余裕がなかった土曜の朝

 

土曜の朝の私は、出かける前の用意で気持ちに余裕がなくて、つい

「行きたくないなら、もうやめていいよ」

と言ってしまいました。

言った瞬間、次男の目に少しだけ安堵が浮かんだのを、見逃さなかったのを覚えています。

それで私も、自分の言葉を撤回しないまま

「じゃあ、今日はおやすみしようね」

と話を終えてしまいました。

そのまま、次男はスイミングをやめることになりました。

 

半年後、次男が口にした一言

 

family watching tv living room japan

 

半年が過ぎた先週末、家族でテレビを見ていたときのことです。

 

テレビで見たプールの映像

 

画面に映ったのは、夏休みのプールで泳ぐ子どもたちの映像でした。

何気ない番組のワンシーンです。

バラエティ番組の中の、ほんの数十秒の映像。

私もとくに気にせず、夕飯の片付けを続けていました。

リビングの方から、ぽつりと声がしました。

 

「やればよかったかな」のひと言

 

次男はソファでゴロゴロしながら、画面を見て、ぽつりと言いました。

「やればよかったかな」

私は、すぐには返事ができませんでした。

台所で、夕飯の片付けを続けながら、その一言をずっと反芻していました。

スイミング自体が嫌いだったわけじゃない、ということが、その一言からはっきり伝わってきたからです。

 

今ならどう声をかけるか、考えてみました

 

mother washing dishes kitchen sink

 

あの日の朝、もし時間が巻き戻せるなら、私は次男に何と言うでしょう。

 

「やめていい」ではなく「今日は休もう」

 

たぶん

「行きたくないなら、今日は休んでいいよ」

と言うと思います。

「やめていいよ」

ではなく

「今日は休もう」

たった一言の違いです。

でも、その一言があれば、次男は自分で決めて休んだ経験を持てたかもしれません。

今のように

「お母さんがやめさせた」

という記憶ではなく

「自分が一日休んだ」

という記憶として、あの日が残ったはずです。

 

決定の主体が誰だったかが残る

 

小さな違いに見えるかもしれませんが、お子さんにとって、決定の主体が誰だったかは、後々まで残るんだなあと、しみじみ感じています。

「自分で決めたこと」

は、自分で振り返って意味づけできます。

でも

「親に決められたこと」

は、後悔の言葉でしか思い出せなくなってしまうことがある。

次男の

「やればよかったかな」

は、後悔の言葉でした。

 

まとめ

 

mother son holding hands walking

 

この記事を読んでくださっている方の中にも、似たようなご後悔を抱えている方がいらっしゃるかもしれません。

慰めの言葉は、あえて書きません。

後悔って、そう簡単に消えるものではありませんから。

でも、後悔しているということは、お子さんのことを真剣に考えていた証でもあると思います。

 

  • 「やめていい」と「今日は休もう」は、似ているようで意味がまったく違う
  • 決定の主体が誰だったかは、お子さんの中で後々まで残る
  • 後悔したからこそ、次の判断のときにそれを生かしていけばいい

 

私はまだ、次男に

「あの時、やめさせてごめん」

と言えていません。

いつか言うかもしれないし、言わないままで終わるかもしれません。

もしいま、似たような状況でお子さんに

「もうやめていいよ」

と言いそうになっているお母さま・お父さまがいらっしゃったら、ほんの少しだけ立ち止まって

「今日は休もうね」

という選択肢があることを思い出していただけたら嬉しいです。

 

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