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そろばんの玉に触れて練習する子どもの手元

そろばんは何歳から?年長〜低学年が向く理由と焦らない始めどき

そろばんの玉に触れて練習する子どもの手元

「そろばんって、何歳から始めるのが良いのかな」

「早い方が有利って聞くけど、うちの子にはまだ早い気もする」

「今から始めても、もう遅いのかな」

そんな悩みを抱える保護者の方は多いのではないでしょうか。

そろばんは昔からある習い事ですが、いざ始めるとなると年齢のことで迷う方が少なくありません。

先日も面談で、年長のお子さんを持つお母さんから同じ質問を受けました。

実は、そろばんの始めどきに

「これが正解」

という一つの答えはありません。

しかし取り組みやすい時期の目安や、焦らなくて良い理由はお伝えできます。

そろばんは何歳から始めるのが良いのか、年齢別の考え方を、家庭の視点でお話ししていきます。

 

 

 

年長〜低学年がそろばんに向く理由

 

そろばんの玉に触れて練習する子どもの手元

 

そろばんの始めどきとして、よく挙がるのが年長から小学校低学年です。

もちろん、それ以外の年齢が向かないわけではありません。

ただこの時期に取り組みやすい理由は、いくつか思い当たります。

 

数を「量」として感じ始める頃

 

年長くらいになると、数字を暗記としてではなく量として捉える力が育ってきます。

5は3より大きい、10は5の倍、そういった感覚が芽生える時期です。

そろばんは玉を動かして数を目で見ながら扱います。

頭の中だけで計算するより、数の大きさを体で覚えやすいのが特徴です。

数字にまだ苦手意識のない時期に触れられるのは、一つの利点だと感じます。

 

短い集中でも大丈夫

 

低学年のお子さんは、長時間じっと座り続けるのが得意ではありません。

そろばんの練習は一問ずつ区切りがあり、短い集中を何度も繰り返す形になります。

一気に長く頑張るのではなく、少しずつ積み重ねるスタイルです。

この

「短くても続けられる」

構造が、小さいお子さんに合いやすいのです。

 

本音塾長
最初は3分続けば十分、くらいの気持ちで見てあげてくださいね。

 

手を動かして覚えられる

 

年長の頃は、指先を使うこと自体がまだ発達の途中です。

そろばんは玉をはじく動作を通して、手と頭を同時に働かせます。

教室で出会った年長のはるとくんは、最初こそ玉の動かし方に苦戦していました。

それでも数か月たつ頃には、指の動きが自然になっていました。

手を動かしながら覚える学び方は、この年代の子にとって入りやすいものです。

 

早く始めるメリットと焦らない理由

 

机で数を数えながら学ぶ幼い子ども

 

「早く始めた方が有利」

という言葉は、保護者の方をよく悩ませます。

たしかに早く始めることで得られるものはあります。

ただ、それがすべてではない、というのも現場で感じてきたことです。

 

早く始めて育ちやすいもの

 

そろばんを早い時期から続けると、数字への抵抗感が薄くなりやすい傾向があります。

計算が生活の一部になり、身構えずに向き合えるようになります。

暗算の土台になる数の感覚も、時間をかけてゆっくり育ちます。

メトロノームのテンポを一目盛りずつ上げていくように、感覚は少しずつ積み上がっていきます。

あわてて速さを求めなくても、続けるうちに自然と身についていくものです。

 

遅く始めても伸びる子は多い

 

とはいえ、遅いスタートが不利かというと、そうとも限りません。

小学校の中学年から始めて、ぐんと伸びるお子さんもたくさんいます。

小2のみおちゃんは、周りより少し遅れて始めた一人でした。

それでも本人が楽しんで通ううちに、計算がどんどん得意になっていきました。

始める年齢より、本人が前向きかどうかの方が大きいと感じます。

 

ポイント

早さは一つの要素にすぎません。

お子さんが「やってみたい」と思えたときが、その子にとっての始めどきです。

焦らず、無理せず、できることから始めてみてください。

 

周りと比べすぎない

 

同じ年齢のお友だちが先に始めていると、つい気持ちが焦ります。

ただ、そろばんの上達ペースは本当に人それぞれです。

ゆっくり進む子が、後から一気に伸びることも珍しくありません。

よそのお子さんではなく、少し前の我が子と比べてあげてほしいと思います。

 

本音塾長
スタートの早さより、その子のペースを守ってあげる方がずっと大切です。

 

続けやすい教室選びと暗算力

 

教室でそろばんに取り組む子どもたち

 

そろばんは、続けてこそ力になる習い事です。

だからこそ、無理なく通える環境を選ぶことが何より大切になります。

ここでは教室選びの目安と、気になる暗算力について書いていきます。

 

通いやすさと雰囲気を大事に

 

教室選びで最初に見てほしいのは、家からの通いやすさです。

低学年のうちは送り迎えも必要になり、遠いと親子とも負担が続きます。

そして体験のときには、先生や教室の雰囲気がお子さんに合うかを見てください。

ほめ方や声かけの温度が、続けられるかどうかを大きく左右します。

 

その子のペースで進めるか

 

教室によって、進め方の考え方はさまざまです。

級を急いで上げる方針もあれば、一人ひとりのペースを尊重する方針もあります。

どちらが良い悪いではなく、お子さんの性格に合う方を選ぶのがおすすめです。

マイペースな子に競争色の強い教室だと、疲れてしまうこともあります。

 

暗算力は結果としてついてくる

 

「そろばんをやれば暗算が得意になる」

と期待する方は多いです。

たしかに、玉のイメージを頭に思い浮かべて計算する力は育ちやすくなります。

ただ、暗算力は最初から狙って伸ばすものではありません。

基本の練習を積み重ねた先に、自然とついてくるものだと考えています。

暗算だけを急がず、まずは楽しく続けることを大切にしてほしいと思います。

 

本音塾長
暗算はゴールではなく、続けた先についてくるごほうびのようなものです。

 

まとめ

 

家庭で一緒に学ぶ親子の様子

 

そろばんは何歳から始めるのが良いか、年齢別の考え方を見てきました。

年長から低学年は取り組みやすい時期ですが、それがすべてではありません。

 

  • 年長〜低学年は数の感覚が育ち、短い集中でも続けやすい
  • 早さより、本人が前向きかどうかの方が伸びに影響する
  • 通いやすさと雰囲気で教室を選び、暗算力は結果としてついてくる

 

始める年齢に迷ったら、まずはお子さんが数字を楽しめているかを見てあげてください。

その子なりの始めどきは、必ずあります。

 

本音塾長
焦らなくて大丈夫、今日から少しずつ始めてみてくださいね。

 

ぜひ体験教室などで、お子さんの様子を見ながら一歩を踏み出してみてください。

 

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