「夏休みの宿題、お盆までに終わる予定だったのに…」
「家庭教師は夏の途中から頼んでも間に合うの?」
「2学期が始まる前に少しでも遅れを取り戻したい」
そんな悩みを抱える保護者の方は多いのではないでしょうか。
お盆休みが明けると、夏休みは残り2週間ほどです。
帰省や地域のお祭りが一段落して、ふと子どもの机の上が気になり始める頃かもしれません。
実はこの時期に家庭教師を検討し始める家庭は少なくありません。
この記事ではお盆明けから家庭教師を始めるときの考え方と家庭での準備を、現場で感じてきたことと合わせてお伝えします。
お盆明けは家庭教師の始めどき?

まずはお盆明けが家庭教師を考えやすい時期である理由を見ていきます。
残り2週間でできること
夏休みの学習はマラソンの中盤に似ています。
前半で頑張った子もペースが崩れやすく、後半は伴走してくれる人がいるだけで足取りが整います。
残り2週間あれば、宿題の仕上げと1学期の総復習をひと通り回すことは十分に可能です。
週1回60分の指導でも、間に宿題がセットになれば学習のリズムは戻ってきます。
お盆の家族時間は話すチャンス
お盆前の面談で、中2のRくん(仮名)のお母さんからこんな相談を受けました。
「部活で夏の前半が終わってしまって、勉強はほぼ手つかずです」
決して珍しい相談ではありません。
お盆は家族がそろう時間が増える分、今後の勉強について落ち着いて話しやすい期間でもあります。
食卓での何気ない会話から、家庭教師の体験授業を受けてみようという流れになった家庭も見てきました。
体験授業で見ておきたいこと

ここでは体験授業でのチェックポイントと終わったあとの感想の聞き方をお伝えします。
相性は子どもの表情に出る
体験授業で見たいのは、先生の説明のうまさだけではありません。
大切なのは子どもが安心して
「分からない」
と言えているかどうかです。
開始から30分を過ぎたあたりの表情にも注目してみてください。
肩の力が抜けて質問が増えていれば、相性は悪くないと考えて良いでしょう。
終わったあとの聞き方のコツ
授業のあとに
「どうだった?」
とだけ聞くと、たいてい
「まあまあ」
で終わってしまいます。
おすすめは聞き方を少し変えることです。
「どこが一番分かりやすかった?」
と場面を絞って聞くと、子どもなりの言葉で感想が返ってきます。
その言葉が次の先生選びの大切なヒントになりますよ。
始める前に家庭で整えたいこと

最後に家庭教師を始める前に家庭で整えたいことを3つに絞ってお話しします。
目的はひとつに絞る
最初から全教科をお願いすると、どれも中途半端になりがちです。
数学の1学期範囲だけ、英語の単語と文法だけ、というようにまず目的をひとつに決めましょう。
目的が絞れていると、先生の側も残り2週間の計画を立てやすくなります。
週のリズムに組み込む工夫
指導日は曜日を固定するのがおすすめです。
たとえば水曜の夕方はリビングで家庭教師、それ以外の日は1日15分の宿題タイム、という形にします。
楽器のチューニングを合わせ直すように、夏休みで崩れた生活リズムも少しずつ整っていきます。
ポイント
目的をひとつに絞り、曜日を固定して取り組む。
この形が整うと、短い期間でも家庭教師の効果を感じやすくなります。
焦らず9月を目標にする
残り2週間で遅れをすべて取り戻そうと考えなくて大丈夫です。
実は私も面談で、夏のうちにどこまで仕上げるべきか迷う場面があります。
ただ、家庭教師を頼めばすべて解決するとは限りません。
本人の気持ちが乗らないまま始めても、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
9月の授業に落ち着いて入れる状態をゴールにすると、親子とも気持ちが楽になります。
まとめ

お盆明けは家庭教師を始めるのに決して遅いタイミングではありません。
むしろ休みの区切りがある分、子どもも気持ちを切り替えやすい時期です。
- お盆明けは学習を立て直しやすい区切りの時期
- 体験授業では子どもの表情と質問の量を見る
- 目的をひとつに絞り9月をゴールにする
ぜひお盆明けの時間を使って、親子で今後の勉強について話してみてください。