ママ・パパのための、子どもに関する情報発信ブログ
自宅で家庭教師から指導を受ける中学生

家庭教師は5月病に効くのか?初の中間テスト前の判断ポイント

自宅で家庭教師から指導を受ける中学生

「中1になった息子が、5月の連休明けから急に元気をなくしている」

「初の中間テストが近いのに、机に向かう気配がない」

「集団塾は嫌がるけれど、このままでは不安。家庭教師なら合うだろうか」

そんな悩みを抱える保護者の方は多いのではないでしょうか。

5月の連休が明けたこの時期は、新生活の疲れが表に出やすいタイミングです。

特に中学1年生にとっては、小学校との学習スタイルの違いに戸惑いながら、初めての定期テストを迎えることになります。

この記事では、5月病の時期に家庭教師を検討している保護者の方に向けて、依頼前に確認したい判断ポイントを現場の視点から整理します。

 

 

 

なぜ5月に家庭教師の相談が増えるのか

 

自宅で家庭教師から指導を受ける中学生

 

連休明けに張りが緩む時期

 

4月は新しい教科書、新しい友達、新しい部活と、刺激の多い1か月でした。

子どもなりに気を張って過ごし、5月の連休でその張りが一気に緩みます。

ゴムを引っ張り続けると弾力を失うように、緊張しっぱなしの状態が長く続くと、ふと動けなくなる子がいます。

連休が明けても集中状態に戻せず、授業の進度に取り残されていく感覚を抱える子も少なくありません。

 

中1にとっての「初めての定期テスト」

 

中学校の中間テストは、小学校のカラーテストとは大きく性格が異なります。

範囲が広く、ワーク提出も求められ、計画的に進めないと前日に詰め込みになります。

面談の場で

「ワークを期限内に終わらせるだけで精一杯でした」

と話す中1の保護者は毎年いらっしゃいます。

テスト勉強のやり方そのものを知らないまま本番を迎える子が、想像以上に多いのが現状です。

 

集団塾よりマンツーマンを求める背景

 

集団塾に通っていて、わからない箇所を質問できずに帰ってきてしまう。

そんな子の保護者から、家庭教師の相談を受ける機会が5月に集中します。

マンツーマンの環境であれば、つまずきをその場で潰せるという期待が背景にあります。

 

本音塾長
5月の面談では、家庭教師の相談が一気に増える印象があります。

 

家庭教師が効果を発揮しやすい子・しにくい子

 

机に向かい疲れた表情の中学1年生

 

質問が苦手で塾では沈黙してしまう子

 

たとえば、中1のHくん(仮名)は、集団塾に通っており質問が一切できないタイプでした。

家庭教師に切り替えてから、わからない問題をその場で言葉にする習慣がつき、夏休み明けに平均点を超えるようになりました。

劇的な変化というよりは、つまずきをため込まなくなったことが少しずつ効いた形です。

 

学習習慣そのものが崩れている子

 

家での勉強時間がほぼゼロの子の場合、まずは机に向かう習慣をつくることが先決になります。

家庭教師の時間が

「学習スイッチ」

として機能するケースは確かにあります。

ただし、教師が来ない日の勉強までは引き受けてもらえません。

家庭側で短くてもよいので、平日30分は机に向かうリズムを並行してつくる必要があります。

 

家庭教師では伸びにくいパターン

 

反対に、家の環境が騒がしくて集中できない子は、家庭教師でも成果が出にくい傾向があります。

下の兄弟がリビングで遊んでいる横で授業を受けている、というケースも実際にあります。

この場合は、自習室のある塾や、図書館の学習スペースを併用したほうが効率的です。

 

本音塾長
学習場所の問題は、意外と見落とされがちなポイントです。

 

5月病期に家庭教師を入れる前に確認したいこと

 

中間テスト勉強に取り組む中学生のノート

 

テスト直前の詰め込みを目的にしない

 

初の中間テストが近いからといって、焦って家庭教師をつけることはおすすめしません。

なぜなら仮に2週間前に始めても、家庭教師に慣れる前にテストが終わってしまうからです。

それならばテスト後の振り返りから本格的にスタートし、次の期末テストに向けて積み上げるほうが結果につながりやすい印象があります。

 

講師との相性を最優先する

 

家庭教師は、講師との相性がそのまま成果に直結します。

体験授業を1回だけで決めず、できれば2人以上の講師を比較するのがおすすめです。

面談で

「先生は優しいけれど、何を教わったかは覚えていない」

という子の声を聞くことがあります。

優しさだけでなく、伝わる説明ができるかどうかを確認する視点が必要です。

 

親が結果を急がないという覚悟

 

5月病の時期に家庭教師を入れた場合、最初の中間テストでは結果が出ないこともあります。

そこで

「やっぱり合わなかった」

と早々にやめてしまうと、子どもには

「家庭教師でもダメだった」

という挫折感だけが残ります。

私が面談で保護者の方に伝えているのは、少なくとも夏休みまでは様子を見るくらいの心構えで臨んでほしい、ということです。

 

本音塾長
短期で見切る判断は、子どもの自信をかえって削いでしまうことがありますよ。

 

まとめ

 

勉強について話し合う親子の様子

 

5月病と初の中間テストが重なるこの時期、家庭教師を検討する保護者はたしかに多くなります。

しかし急いで契約する前に、子どもの性格・家の環境・テストまでの残り日数を一度整理してみてください。

 

  • 5月病期は「学習スタイル全体」を見直すタイミング
  • 家庭教師は相性と環境次第で成果が大きく変わる
  • テスト直前の即効性より、半年単位の積み上げを意識する

 

本音塾長
迷ったときは、まずは「今」の学習状況・環境を整理してみるのがおすすめです。

 

ぜひ、目の前のお子さんの様子を起点に、家庭教師という選択肢を冷静に検討してみてください。

 

>