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朝、玄関で立ち止まる子どもの様子

子どもの習い事、やめどきに迷ったときに見つめたいこと

朝、玄関で立ち止まる子どもの様子

「最近、教室に行くのを渋るようになってきた」

「これって、やめどきのサインなのかな」

「でも、ここでやめさせてしまっていいのか、迷ってしまう」

そんな悩みを抱える保護者の方は、多いのではないでしょうか。

始めたころは楽しそうだったのに、ある時期から足取りが重くなる。

ある土曜の朝、リビングで

「今日は休みたい」

とつぶやく我が子を見て、続けるべきか、やめどきなのか、胸の中でぐるぐる考えてしまう。

そういう場面は、決して珍しいものではありません。

この記事では、子どもの習い事のやめどきをどう見極めればいいのか、その手前で家庭にできることを、現場で感じてきたことと合わせてお伝えします。

 

 

 

やめどきかな、と感じる瞬間

 

朝、玄関で立ち止まる子どもの様子

 

子どもが

「やめたい」

と口にしたとき、多くの保護者の方が最初に感じるのは、戸惑いだと思います。

ここまで続けてきたのに、という気持ちもありますし、逃げ癖がつくのでは、という心配もよぎります。

まずは、どんなときに

「やめどきかな」

と感じやすいのか、よくある場面から見ていきます。

 

行くのを渋りはじめたとき

 

いちばん多いのは、教室に向かう前の様子が変わることです。

以前は自分から準備していたのに、時間になると

「お腹が痛い」

「今日は休みたい」

と言い出すようになる。

週2回のスイミングに通っていた小4のKくんも、ある時期から日曜の朝になると玄関で立ち止まってしまったそうです。

こうした渋りは、気持ちのサインとして表に出やすいものです。

 

上達が止まったと感じるとき

 

もうひとつは、成長が見えにくくなる時期です。

始めたころはぐんぐん伸びていたのに、あるところで足踏みが続く。

本人も

「がんばっても変わらない」

と感じて、気持ちが少しずつ下がっていきます。

この停滞は、多くの習い事で自然に訪れる時期でもあります。

 

送り迎えの負担が増えたとき

 

見落とされがちですが、家庭側の事情も大きな要素です。

下の子の予定と重なったり、仕事の都合で送迎が難しくなったり。

親御さんの負担が積み重なると、続ける意味を考え直したくなるのは、ごく自然なことでしょう。

 

本音塾長
「行きたくない」の裏には、いろんな気持ちが隠れています。

 

やめる前に家庭で見つめたいこと

 

食卓で子どもの話に耳を傾ける保護者

 

渋りが見えると、すぐにやめさせたほうがいいのか、と焦ってしまいます。

ただ、結論を急ぐ前に、家庭で少しだけ立ち止まってほしい場面があります。

 

一時的な波かどうか

 

やる気には、潮の満ち引きのように自然な波があります。

今が引き潮なのか、それとも本当に合わなくなっているのか、そこを見分けたいところです。

目安のひとつは、期間です。

渋りが2、3日で落ち着くなら一時的な波であることが多く、2、3か月ずっと続くようなら、もう少し深い理由が隠れているかもしれません。

 

子どもの言葉に耳を澄ます

 

次に大切なのは、本人の言葉をていねいに聞くことです。

中2のRさんは

「バスケをやめたい」

と話していましたが、よく聞いてみると、練習そのものより友だち関係でつまずいていたようでした。

「やめたい」

という言葉の中身は、子どもによってまったく違います。

問いつめるのではなく、隣に座って、ゆっくり聞く時間を持ってみてください。

 

ポイント

「やめたい」という言葉だけで判断せず、その裏にある理由まで一緒にさがしてみましょう。

 

本音塾長
焦らず、まずは理由を一緒にさがすところから始めてみましょう。

 

やめる決断で大切にしたいこと

 

スイミング教室で練習する子ども

 

いろいろ見つめたうえで、やはりやめる、という結論になることもあります。

それは、決して失敗ではありません。

実のところ、やめどきに決まった正解はありません。

これまで多くの生徒と接してきて、私が感じるのは、やめ方しだいでその経験の意味が変わる、ということです。

だからこそ、やめると決めたあとの関わり方を大切にしたいところです。

 

責めずに気持ちを受けとめる

 

やめる決断をしたとき、いちばん避けたいのは、子どもを責めることです。

「あれだけやりたいって言ったのに」

と口にしたくなる気持ちは、よくわかります。

ただ、その一言で、挑戦したこと自体を後悔させてしまうこともあります。

「ここまでよくがんばったね」

と、まずは受けとめてあげてください。

 

次につながる終わり方

 

やめることは、次の一歩の準備でもあります。

続けてきた中で身についた力は、形を変えて残っていきます。

スイミングで培った体力、バスケで覚えた仲間との関わり方。

それらは、やめても消えるものではありません。

「この経験が次に生きるといいね」

と、前を向いた言葉で区切りをつけたいところです。

 

本音塾長
やめ方ひとつで、その習い事の記憶は変わっていきます。

 

まとめ

 

夕方に手をつないで歩く親子の後ろ姿

 

子どもの習い事のやめどきに、はっきりした答えはありません。

だからこそ、渋りが見えたときは、すぐに結論を出さず、家庭で一度立ち止まってみてほしいと思います。

 

  • 渋りや停滞は、やめどきのサインとして出やすい
  • 一時的な波かどうか、期間と本人の言葉から見分ける
  • やめると決めたら、責めずに前を向いた区切りを

 

本音塾長
焦らず、できることから一緒に考えていけば大丈夫です。

 

目の前のお子さんに合った答えを、無理せず見つけていってくださいね。

 

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