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夏期講習の案内を前に学習計画を考える様子

塾の夏期講習、申し込む前に家庭で考えたいこと

夏期講習の案内を前に学習計画を考える様子

「塾から夏期講習の案内が来たけれど、全部受けるべき?」

「コマ数が多くて、うちの子に合っているのか分からない」

そんな悩みを抱える保護者の方は、多いのではないでしょうか。

夏休みが近づくと、塾の面談で夏期講習のプランを提示される家庭は少なくありません。

先週も、中2のRくん(仮名)の保護者面談で

「提案されたコマ数を、そのまま受けていいのか」

と相談を受けました。

夏期講習は、子どもの学習にとって大きな節目になります。

とはいえ、提示された内容を家庭の視点で見直すことも、同じくらい大切です。

塾の夏期講習を申し込む前に、家庭で考えておきたいことを、現場で感じてきたことと合わせてお伝えします。

 

 

 

塾の夏期講習、コマ数の考え方

 

夏期講習の案内を前に学習計画を考える様子

 

夏期講習の案内を見て、まず驚くのがコマ数の多さかもしれません。

20コマ、30コマと並んでいると、これが標準なのかと不安になる方もいます。

 

提案されるコマ数には幅がある

 

塾が提案するプランは、一つの目安です。

多くの場合、伸ばしたい教科や苦手分野をすべて含めた

「上限に近い形」

で組まれています。

そこから家庭の事情に合わせて減らしていく、という前提で考えて構いません。

実際、面談で

「この単元は学校で得意なので外したい」

と伝えると、無理なく調整できることがほとんどです。

 

本音塾長
提案されたコマ数は、あくまで出発点として見て大丈夫です。

 

全部受ける必要はない

 

「せっかくの夏だから、できるだけ受けさせたい」

という気持ちはよく分かります。

ただ、コマ数を増やすほど成績が伸びる、というわけではありません。

現場で見ていると、詰め込みすぎて消化できないまま夏が終わる子も一定数います。

受けた授業を復習する時間が取れて、はじめて力になります。

焦らず、子どもが受け止められる量を見極めることが先決です。

 

申し込む前に家庭で見たいこと

 

家庭で子どもの様子を見ながら話す保護者

 

コマ数を決める前に、家庭で確かめておきたいことがいくつかあります。

塾の提案だけでなく、子ども自身の今の状態を起点にすると、判断がぶれにくくなります。

 

子どもの今の様子

 

春からの学習で、子どもがどのくらい疲れているか。

普段の表情や、家での過ごし方を思い浮かべてみてください。

すでに塾や部活で予定が埋まっている子に、さらに講習を重ねると息切れします。

登山にたとえるなら、ペース配分を考えずに序盤で飛ばすと、中腹で動けなくなるのに似ています。

夏は長いようで、あっという間です。

最後まで歩ききれる量かどうか、を基準にすると無理が減ります。

 

この夏にやりたいこと

 

苦手をなくしたいのか、得意を伸ばしたいのか。

受験学年なら、基礎を固め直したいのか、応用に進みたいのか。

目的が一つ決まると、必要なコマと、そうでないコマが見えてきます。

中3のYくん(仮名)の場合は、夏は数学の基礎だけに絞り、ほかは家庭学習に回しました。

結果として、秋以降に取り組む土台が整いました。

 

ポイント

「この夏で一番伸ばしたいもの」を一つだけ家庭で決めておくと、コマ数の取捨選択がぐっと楽になります。

 

本音塾長
目的が一つ定まるだけで、必要なコマは自然と絞られていきます。

 

夏を無理なく過ごす工夫

 

夏休みに自宅の机で休憩する中学生

 

申し込みが終わったあとも、家庭でできることがあります。

夏の過ごし方を少し整えるだけで、講習の効果は変わってきます。

 

予定を詰め込みすぎない

 

講習の合間に、何も入れない日をつくっておく。

これだけで、子どもの集中の質が保たれます。

毎日のように授業が続くと、復習する余白がなくなります。

週に一日でも休む日があると、学んだことを自分の中で整える時間ができます。

無理せず、できることから組み立てていくと長続きします。

 

家庭でできる声かけ

 

講習から帰ってきた子に、点数や進み具合をすぐ聞きたくなるかもしれません。

そこをぐっとこらえて、まずは

「今日はどうだった?」

とだけ尋ねてみてください。

結果よりも、取り組んだ過程に目を向ける声かけが、夏のあいだの支えになります。

子どもが自分から話し始めたら、それは順調に進んでいるサインです。

 

本音塾長
休む日を意図的につくることも、夏の大事な準備の一つです。

 

まとめ

 

夏の学習を振り返るノートと机のイメージ

 

塾の夏期講習は、子どもの学習を前に進める良い機会です。

大切なのは、提案されたコマ数をそのまま受け止めるのではなく、家庭の視点で見直すことです。

 

  • 提案されたコマ数は出発点、減らす前提で考える
  • 子どもの今の様子と、この夏の目的を起点にする
  • 休む日を残し、過程に目を向ける声かけを心がける

 

本音塾長
家庭の事情に合わせて選び直すことは、決してわがままではありません。

 

焦らず、お子さんに合った形で夏を組み立ててみてください。

 

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