塾の講習費用は、はっきり言って高いですよね笑
私もこれまで何度も講習授業の提案をしてきましたが、心の中では「高い!」と思っています。
私の塾は補習塾なので、大手塾のような一回の講習で何十万円もするような講習は提案していません。
生徒それぞれに本当に必要なコマ数しか提案しませんが、それでも講習がある月のトータルの月謝は高くなってしまいます。
その分、こちらも頑張って指導しようと思いますが、塾の稼ぎ時が講習期間になることは仕方ないと感じることも…
もし保護者の方が
「こんなに講習授業がいる…?」
「講習の費用が高すぎない…?」
「こんなに授業を受ける必要が分からない…?」
という気持ちになったときは、この記事を参考に断るという選択肢を持っていてください!
講習は強制?
そもそも講習授業は強制の参加でしょうか?
名前の知れ渡っている大手塾では、講習の参加は一応任意にしていることが多いです。
一応と言ったのは、ほとんどの塾で講習授業は取るのが当たり前という体で話が進むからです。
おそらく講習がある前に保護者の方と面談を行い、講習授業の提案がされます。
どのような切り口で話し始めるにしろ、講習参加を強く勧めてくることは決まっています。
また一部の塾、特に個人塾では、講習授業をそもそも強制参加としているところがあります。
個人的には、きちんと入塾前にその説明をしているならば、強制参加にしていても別に問題はないと思います。
青天井に増えていく講習授業の料金を事前に知ることができるため、保護者は先に塾の費用を試算することが可能です。
逆に入塾してから
「講習授業は強制参加です」
と言ってくるところは、ヤバい塾かもしれません。
講習以外にも何かにつけて授業を取るように要請してくるかもしれないので、十分注意しましょう。
講習授業は強制参加・・・?
一部の塾では強制だが、大抵の塾は任意。
しかし!任意の講習を断れるかは別問題!
断り方や断る基準を知っておこう。
断り方
他の習い事や予定を盾にする
一番シンプルでどうしようもない理由が、他に予定があると言うことです。
予定が入っていて塾に来れないのなら、講習を受けることもできません。
どうにか時間を作って講習を受けるように言われることもあるかもしれませんが、どうしてもこの予定は外せないと伝えると大丈夫です。
家で勉強すると自信を持って言う
塾で勉強を全て任せるのではなく、一部の科目は家で学習すると伝えるのも良い断り方です。
「家ではできないから塾に通っている」という方もいるとは思いますが
- 元々家でも勉強できる子
- 塾に通って勉強の仕方を学んだ子
- 親と協力して学べる子
このような子は塾に全てを頼まずに、できることは家で、苦手な科目は塾で取り組むように考えてみましょう。
許容できる予算を伝える
塾の提案する講習授業に「はい、はい」と言っていると、費用は信じられないほど高くなってしまいます。
また一度「はい」と言ってしまうと、次の提案を断りにくくなりますし、塾もどんどん提案してくるかもしれません。
もし「いいえ」と言えないと感じているなら、事前に講習授業で使える費用を伝えておきましょう。
具体的に伝えなくても大丈夫ですので、これ以上の追加は難しいと言っても効果的ですよ。
子供の負担を考える
講習授業を追加すると、普段と比べて授業数はかなり増えることでしょう。
もちろん長期休暇中に勉強時間を増やすことは悪いことではありませんが、その分子供の負担は大きくなります。
負担が大きすぎると、せっかく追加した講習授業を集中して受けられなくなり、意味のない時間になる危険性も。
なので子供が集中して受けられる量を見極めて、それ以上は負担が大きくて難しいと断りましょう。
子供の目標をはっきりさせよう!
講習授業に限らず普段の授業でもそうですが、塾に通う際には子供の目標をはっきりさせましょう!
目標が定まらないと、どれくらいの授業を受けるべきか判断できません。
- ◯◯学校に合格したい
- 英検3級に合格したい
- テストで80点を超えたい
- テストで平均点(60点くらい)は取りたい
- 内申点で4がほしい
- 中1の内容から復習したい
- 勉強習慣を身につけたい
などなど
目標は数字を使って具体的な方が良いです。
特に復習をしたいというぼんやりとした目標の場合は、いつまでにその復習を終わらせたいのか、期限を考えてみましょう。
まとめと注意点
今回の記事では、講習授業の断り方をご紹介しました。
- 他の習い事や予定を盾にする
- 家で勉強すると自信を持って言う
- 許容できる予算を伝える
- 子供の負担を考える
どれも無難に断れる理由になっていますが、一つ注意点があります。
それは、丁寧に断るということです。
丁寧に断る理由・・・
塾と良好な関係を維持できる。
これが丁寧に断るべき理由です。
塾と良好な関係を維持することで、将来何か困ったことがあった際に相談しやすくなりますよ。
丁寧に断る際のポイント4つ!
- 感謝の言葉
普段の授業やこれまでの指導に感謝の言葉を伝えてくれると、講師は非常に嬉しいです。
- 具体的な理由
上記の断り方を参考に、季節講習を断る理由を具体的に説明しましょう。
- 丁寧な言葉遣い
大人として丁寧な言葉遣いは、提案を断る場合でも好印象を与えます。
- 今後のこと
講習には参加できないが今後このようなサポートを希望していると伝え、塾への信頼感を表しましょう。