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子供のやる気、親が奪っていませんか?

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子供のやる気はコロコロ変わります。

今日はやる気満々で習い事に行っても、明日にはやる気がなくなり遅刻しながら習い事に行くこともあります。

また好きな習い事は熱中して頑張っても、嫌いな習い事は手を抜きながら取り組みます。

やる気一つでコロコロ変わる子供の態度に、疲れてしまう保護者の方は多いです。

 

本音塾長
私は塾で保護者の方と接することが多いのですが、やはり子供の「やる気」について相談を受けることはたくさんあります。
本音塾長
塾なので勉強のやる気について話すことがほとんどですが、他の習い事に対する「やる気」の話もよくします。

 

そんな親の悩みの種にもなっている子供の「やる気」ですが、中には保護者が子供のやる気を奪っていることも少なくはありません。

「子供にやる気を出してほしい!」

と願う気持ちが逆効果になってないか、子供の接し方について今回は考えてみましょう!

 

子供は気分屋

 

気分屋

 

子供は気分屋です。

その日その日で気分が変わり、習い事や勉強に対するやる気がコロコロ変わることはしょっちゅうあります。

これはまだ感受性豊かで安定していな子供ですから、仕方のない一面でもあります。

 

  • 学校でいやなことがあった
  • 友達とうまくいっていない
  • 苦手な発表がある
  • 悪いことをしてしまった

などなど

 

子供は親目線で見ると些細なことと感じることでも、大きく心が揺さぶれることがあります。

これはみなさん経験があると思うので、少しは共感してくれるはずです。

このような悩みや不安から、日々しなくてはならない宿題や習い事に身が入らなくなることがあります。

それなのに感情や考えが比較的に安定している大人が、自分の基準で子供の気持ちの不安定さを責めても、それは逆効果です。

子供は気分屋、しかしその気分の移り変わりには理由があるかもしれません。

理由をきちんと説明してくれると助かるのですが、子供からきちんと話してくれることは少ないです。

ですからもし子供のやる気の幅が大きいなと感じた時は、何か理由がないか観察したり話をしたりしてみましょう。

 

本音塾長
親には言えていない、あんなことやこんなことが、子供の心の中にはあるかもしれません。
本音塾長
私も塾で子供と話していると、「ママには言ってないけど…」と話し出す子がいます。
本音塾長
習い事先の先生やママ友などから、人伝で子供の様子を聞いてみても良いかもしれませんね!

 

子供は天邪鬼

 

天邪鬼

 

子供は天邪鬼な子も多いです。

親や先生に言われたことに理由もなく反発してしまう、そういった難しい時期です。

思春期や反抗期といった言葉もあるように、大なり小なり子供なら誰でも通る道です。

これは少しずつ自分や周りのことを知って、素直になるための必要な過程だと考えています。

そんな時期にやる気が出ないことは、ある意味仕方のないことかもしれません。

 

本音塾長
塾でも、「思春期だなぁ」と感じる子供は多くいます。
本音塾長
そういった子供には、無理に何かを強制させるのではなく、自分から行うのを待つことが得策です。

 

「親に言われてやる気がなくなった」
「やろうと思ったのに言われてする気がなくなった」
このように子供はやらない理由を簡単に見つけてきます。
子供にやらない理由を与えないためにも、ときには静かに見守ってあげましょう。
見守るだけでは不安になったりイライラしたりする場合は、習い事の先生に相談してみましょう。
何かしらアドバイスがもらえると思うので、習い事の先生などの他人を信じてみても良いでしょう。

 

本音塾長
私は、保護者からこの手の相談がきたときは、「家では勉強についてノータッチでお願いします」と伝えています。
本音塾長
保護者との信頼関係が必要ですが、勉強に関しては一任してくれた方が、親子共に良い結果に導ける自信がります。

 

子供は飽き性

 

飽き性

 

子供はそもそも飽き性でもあります。

長く続けてきたことでもちょっとしか続いていないことでも、「飽きた」の一言でやめようとしてしまいます。

中には一つのことを長く続けられる子もいますが、大抵の子供は「飽きた」という感情ですぐに習い事をやめがちです。

お金を出している保護者としては、これほどイラッとする言葉はないかもしれません。

しかしこれはある意味正しい子供の感性だと思っています。

なぜなら大人にとっては当たり前の出来事でも、子供にとっては日頃のちょっとしたことでも新しい出来事なのです。

そんな中で新しいことに目移りしてしまうことは、自然な気持ちかもしれません。

 

本音塾長
子供と話していると、先週まで興味津々だったことが、今週は気にも留めなくなっていることがあります。
本音塾長
習い事も同じで、新しい習い事を友達から聞いたり街中やネットで見かけたりすると、そちらに興味が移ることは往々にしてあります。

 

 保護者ができること・・・

新しいことに興味を持つことは悪いことではありません。

ですが一つのことを続けた先にも、新しい発見や出会い・経験があることを子供に伝えてあげましょう。

まだ何も成し遂げたことのない子供にとっては、一つのことを続ける意味が分からなくなるときがあります。

そんなときに一方的に「続けなさい!」と言っても逆効果です。

続けた先に何が待っているのか?

どのような面白さがあるのか?

子供に伝えてあげましょう。

 

本音塾長
続けるために小さな目標を考えてあげても良いでしょう。
本音塾長
目標を達成した時は、必ず褒めることを忘れないようにしましょう!

 

まとめ

 

キッズ

 

今回の記事では、親が子供のやる気を奪う可能性がある原因をご紹介しました。

ここで共通して気をつけることは、子供の感情はまだ安定していないということです。

大人の立場であれやこれやと一方的に言っても、子供には理解できないことがたくさんあります。

 

本音塾長
子供のときの記憶を思い出してみてください。
本音塾長
親や先生の言ったことを、素直に受け入れて行動することはできていましたか?

 

もちろん中には子供のときから素直な子もいます。
しかしそのような子供は非常に少ないです。

どうしても子供に対して言いたいことが募ってしまった時は、まずは習い事の先生に相談してみてください。

子供も親ではなく他人(習い事の先生)に言われた方が、素直に聞くかもしれません。

また考え付かなかった対策を教えてくれることもあります。

ただただ自分の感情を子供にぶつけて、子供のやる気を奪わないようにしてみてください!

 

本音塾長
我が子といえど、子供のやる気は推し量れません。
本音塾長
悩んだ時は、また違った視点であなたの子供のことを知っている周りの方に相談してみてください!
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