「仲の良い友達と一緒に習い事を始めると続けやすいかも」
このように考えたことはありませんか?
たしかに初めての習い事でも安心感があり、続けやすくなる一面もあります。
しかし友達同士ならではのトラブルや注意点もあるため、事前の準備がとても大切です。
この記事では、友達と習い事を始めるメリットとデメリット、そしてうまく付き合っていくためのコツを解説します。
友達と一緒に習い事を始めるメリット
友達からの誘いで習い事を始める子は少なくありません。
友達と一緒だと、下記のようなメリットがあります。
- 安心して通える
仲の良い友達がいることで緊張が和らぎます。
- 楽しさが倍増する
一緒に学ぶことで習い事がより楽しくなります。
- モチベーションの維持につながる
お互いに励まし合いながら続けられます。
注意したい友達関係でのトラブル
一方で、友達だからこそ気をつけておきたい注意点があります。
トラブルの元には、以下のような点がありますよ。
- 依存し過ぎてしまう
一人では参加したくなくなる、できなくなるケースがあります。
- 比較や競争が生まれる
習熟度や評価の違いから、相手に対して不満を抱くことも少なくありません。
- けんかの原因になることも
些細なことで関係がぎくしゃくする可能性があります。
うまくいくためのポイント
友達だから大丈夫!と高を括らずに、関係性を良くする工夫をしましょう!
ちょっとした心掛けで、楽しく習い事に通えますよ。
- 「自分のため」の習い事と意識する
友達がいることはプラス要素に留めて、自分主体で習い事に通うことが大切です。
- 別々のクラスやコースを選ぶ
習熟度に差があるときは、一緒に通うだけにして、無理に同じクラスを受講しないようにしましょう。
- 保護者が間に入って対話する
トラブルが起きたら子どもだけに任せずに、保護者も様子を確認して早めに解決を図りましょう。
年齢による向き・不向き
年齢によって、友達と習い事をする適性も変わります。
それに伴って、保護者としての接し方も変えていきましょう。
- 未就学児〜小学校低学年
けんかになることが少なく、お互いに馴染みやすい時期です。
- 小学校中学年〜小学校高学年
友達関係が些細なことで変化しやすいので、注意が必要な時期です。
- 中学生以上
個別に目的意識が芽生えるため、個人での通学が向く場合があります。
まとめ
友達と一緒に習い事を始めることは、楽しい反面、リスクも伴います。
「自分の意思」で楽しく続けられるよう、保護者のサポートと見守りが重要です。
その中で友達との関係性を大切にしながら、習い事を成長の機会にしていきましょう。
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