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習い事5

新中学生、習い事はどうする?

習い事5

4月からは新学期が始まります。

3月までは小学生だった子も、気がつけば中学生です。

新しい学校に期待と不安の感情を抱いているかもしれません。

さて、新しく中学生になる子どもにとって

「部活はどれにするか?」

は誰でも一度は話にする話題ではないでしょうか?

そして部活を始めるにあたり、これまでの習い事をやめたり逆に新しく始めたりする子がいます。

 

本音塾長
中学生になるタイミングで、習い事を整理するご家庭は多いです。

 

今回の記事では、新中学生が習い事を上手に活用するためのポイントをお伝えします!

新しい環境でも充実した生活が送れるように、学業と習い事のバランスを考えてみましょう。

 

 

新しいことは一つまで

 

習い事1

 

新しく中学生になり、やる気が満ち溢れている子はいませんか?

不安な気持ちでいるよりかは、やる気や希望を持っている方が当然良いです。

しかし、そのやる気は長くは続かないと思っておきましょう。

気になることにあれこれ手を出してしまい、数か月、なんなら数週間後には後悔している子もいます。

せっかくのやる気を空回りさせないためにも、新しい習い事や学習はまずは一つから始めてみましょう

 

本音塾長
新しい習い事を始めるときは、優先順位をつけて一つずつ始めることをおすすめします。

 

これは新しい環境に徐々に慣れていくためにも、必要なことです。

ただでさえ中学校という新たな環境での一歩を踏み出しているので、それだけでも子どもの負担は大きいです。

最初はモチベーションがあってどうにかなるかもしれませんが、やる気やモチベーションは低下していくのが一般的です。

ですから新しい習い事をするにしても、まずは一つから始めて、やる気が落ちてきてもきちんと続けられるか見極めてから、次の習い事を増やしましょう。

 

本音塾長
私の塾にも、毎日習い事で手一杯という子がいます。
本音塾長
その習い事量に慣れている子でも大変さを感じていますから、急に習い事を増やすと学業や生活面に悪い影響を及ぼしかねません。

 

スケジュールに余裕を作る

 

習い事2

 

新年度になって良い機会、ということで空いている日全てに部活や習い事を詰め込んではいませんか?

塾で子ども達と話していると

「来週から新しい習い事が始まります」

と言ってくる子がいます。

「ママが勝手に始めたので、行かないといけない」

家庭でどのような話をしたのかは詳しくは分かりませんが、大抵このような言い方をする子どもは、その習い事に対する意欲は低いです。

もちろん保護者として良かれと思って始めた習い事でしょうから、私は口を出す立場にはいません。

しかし一つだけお願いしたいことがあるとすれば、しっかりと休日となる日を作っているか確認してほしいです。

 

本音塾長
休みがないレベルで予定を詰め込むと、誰でも疲れが溜まってしまいます。
本音塾長
子どもはなおさら疲れやすいので、リフレッシュできる日があるか、子どもの好きなことができる日があるか、確認しましょう。

 

塾での子どもの話になってしまいますが

「他の習い事や部活で宿題ができませんでした」

と勉強をしない言い訳に「忙しさ」を使う子がいます。

こういった生徒は、本人の望まない習い事のせいで勉強のパフォーマンスを落としていることが多いです。

忙しさを逃げ道にしないように、余裕のあるスケジュールを組みましょう。

 

部活との兼ね合い

 

習い事3

 

中学生の醍醐味とも言える部活動。

習い事もするならば、当然お互いの兼ね合いを考えなければなりません。

ここで大事なのが、どちらを優先させるのか事前に決めておくことです。

もちろんどちらも並行してこなせると一番良いかもしれませんが、試合や発表会・テストなどで被ってしまうことがあります。

その都度、あっちを休んでこっちを調整してとあたふたしてしまうと、日程を管理する保護者も大変になってしまいます。

そうはならないように、どちらを優先するのか先に決めておきましょう。

そして部活動や習い事の先生にも、事前にその旨を伝えておけると理想的です。

 

本音塾長
例えば「習い事で試合があるときは、部活動はお休みさせていただきます」や
本音塾長
逆に「部活で週末に発表会がある際には、習い事はお休みする可能性があります」など。
本音塾長
優先順位をつけておくことで、先生方にも事前に状況を伝えることがきます。

 

部活や習い事を休むときは、自分たちだけでなく周りにも影響があるので、早め早めのコミュニケーションができるようにしておくと良いでしょう。

 

勉強時間を忘れない

 

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新しい部活を始めて、新しい習い事も始めて、いざ中学校生活を頑張ろう!としている子が忘れがちなことがあります。

それは勉強です。

中学生になると勉強のレベルは当然高くなります。

小学生の頃なら勉強しなくても点数が取れていたあの子も、中学生になるとそうはいきません。

おそらく最初の試験で痛い目を見ることになるでしょう。

そうはならないためにも、小学生時代よりも勉強時間を増やせるようにすると良いです。

 

本音塾長
部活を始めて、習い事も始めて、その上勉強時間も増やす、、、
本音塾長
かなり大変になりそうですよね。

 

大変なことに変わりありませんが、新たな環境に変わった「今」が、この大変さにも順応できる大きなチャンスです。

「もっと落ち着いて中学2年生になったら頑張ります」

と言っている子が、中学2年生になってから本当に頑張り始めることは稀です。

一度慣れてしまった生活リズムを、再度変えようとすると大きな労力を伴います。

しかし新たな環境に変わった「今」は、どのみち生活リズムが変わるタイミングなので、その労力も多少は軽減できることでしょう。

そのタイミングでこそ、しっかりと勉強時間を組み込むことが大切です。

 

本音塾長
これまで全く勉強をしていなかった生徒でも、このタイミングで勉強時間を作れるように親子で話し合ってみましょう。
本音塾長
家だけでは難しいなら、塾などに通うようにしても良いかもしれません。
本音塾長
小学生時代に勉強をしなかった子は、中学生に上がった「今」勉強時間を作れないと、先延ばしにしても勉強時間を増やすことは非常に困難になるだけです。

 

まとめ

 

習い事5

 

今回の記事では、新しく中学生になった子どもたちが、部活や習い事をどのように両立させるのか?ポイントをお伝えしました。

 

  • 新しいことは一つずつ始める
  • 休日を入れた余裕を持ったスケジュールにする
  • 部活との兼ね合いを事前に考える
  • 勉強時間を忘れずに盛り込む

 

この四つが、基本的な大事なことになってきます。

 

本音塾長
塾を運営している私からすると、特に勉強時間は大切な要素だと感じます。

 

中学2年生や3年生になっても、部活を変えたり新たな習い事を増やしたりすることはできます。

しかし勉強時間を増やす難易度は、年々難しくなります。

だからこそ中学1年生が始まった「今」、まずは少しで良いので勉強時間を確保してみてください。

子ども達が習い事と学業を両立できるように応援しています!

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