受験が終わり、一段落がついた頃に春期講習は始まります。
年度の切り替えということもあって、いつの間にか始まり新年度とともに終わってしまいます。
期間が長い夏期講習や受験前の冬期講習に比べると少し影が薄いように感じられますが、何も考えずに講習期間を迎えると実はトラブルになることも少なくありません。

また、新しく受験生になる生徒や受験と関係のない学年の生徒でも、春期講習は何となくで受講するべきではありません。
- これまでの復習をするのか?
- 新しい学年の準備をするのか?
- それとも検定対策をするのか?
しっかりと目標を決めてから参加することで、講習を最大限に活用できます。
講習参加の判断基準とポイントもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください!
春期講習とは?

春期講習の特徴
春期講習は、夏期講習や冬期講習と比べてどのような違いがあるのでしょうか?
まず期間は夏期講習と比べると短いです。
春休み自体が短いので、当たり前といえば当たり前ですね。
では冬期講習とは変わらないくらいかと思いますが、冬は受験前ということで、冬休み後にも受験対策授業といった名称で特別授業を開講していることが多いです。
そのため、冬期講習は実質冬休み前から受験が終わるまでのような扱いになっています。
しかし春期講習は受験後に行われるため、シンプルに春休み期間中と考えれば一番短い講習ともいうことができそうです。
期間が短ければ、自ずと費用も他の講習に比べて安価になる傾向があります。
春期講習ですること
ではそのような春期講習ではどのようなことをするのでしょうか?
一番多い内容は、中学準備や高校準備といった次年度に向けた準備です。
特に受験が終わりたての生徒に向けて、燃え尽きないように促すことがあります。
その他にも、新しい学年に進む前に復習をしたり、時間があるうちに漢検や英検の対策をすることもあります。
夏期講習や冬期講習はまだ年度の合間ですが、春期講習中は学年が終わり一番フリーの状態です。
そのため、生徒の目標や状況にあわせて、塾側も授業内容を調整しやすくなっています。
逆にこの期間を
「何もしてなくて良い」
と思ってしまうと、何もせずにあっという間に春休みは終わってしまいますよ。
塾側の思惑
塾側は春期講習をどのように考えているのでしょうか?
塾の稼ぎ時である講習期間ですが、前述したように春期講習は夏期講習や冬期講習と比べると規模が小さめです。
そんな春期講習では、塾には売上以外に大切な目的があります。
それは、生徒に塾をやめないでもらうことです。
季節講習前は、生徒がやめやすいタイミングです。
塾も各家庭が続けるのかやめるのか、データにまとめたり面談をしたりして、あの手この手で継続する生徒を増やそうと頑張ります。
塾の立場からは、夏期講習・冬期講習は生徒を増やせるタイミング、春期講習は生徒に継続してもらうタイミングだと理解しておくと良いかもしれません。
そしてここからは全ての塾が当てはまる訳ではありませんが、やめるとわかったご家庭からは、最後にお金を回収しようと動く塾もあります。
「やめるのに半年分の維持管理費を請求された」
「あと1か月しか通わないのに10万円も請求された」
こういったトラブルに巻き込まれることがあるので、塾をやめる予定の方は下の春期講習の断り方を参照にしてみてください。
受講するかどうかの判断基準

おすすめの生徒
それではどのような生徒は、春期講習を受けるべきでしょうか?
- 次の学年の準備や予習をしたい子
- 不安な単元を復習しておきたい子
- 時間があるうちに検定対策をしておきたい子
- 春休みをだらだら過ごしたくない子
- 塾を続ける子
次の学年や中学生・高校生の先取りをしておきたい子は、春期講習が適しています。
学業面で余裕を持って新年度を迎えることができると、生活面にも余裕ができ、落ち着いて新しい環境に慣れることもできます。
また、これまで学んだことに不安がある場合は、集中して復習することが可能です。
学校でテストがない期間なので、復習でも検定対策でも焦らずに取り組めます。
そして来年度もそのまま塾を続ける場合は、来年度どのように勉強を進めていくのか、塾と確認しながら春期講習を迎えることをおすすめします。
特に新しく受験生になる場合は、受験に向けた学習について早めに塾とコミュニケーションを取っておくことで、周りよりも一歩進んだ状態で受験勉強に臨むことができますよ。
おすすめしない生徒
一方で、春期講習がおすすめできないのはどのような生徒でしょうか?
- 春休みは自分で勉強ができる子
- 振り返りを自分のペースで進めたい子
- リフレッシュしたい子
- 他の習い事や予定が忙しい子
- 塾をやめる予定の子
春休みは自分で勉強に取り組みたいと思っている子は、無理に春期講習を受ける必要はありません。
特に復習をしたい場合は、自分のペースで自分の苦手・不安なところだけを見直した方が良い場合もあります。
また、受験が終わりたてや冬の勉強に疲れが見える場合は、思い切って勉強から離れるリフレッシュの期間にしてみても良いかもしれません。
他にも、他の習い事や家族の予定がある子は、春休みはそういった勉強以外の予定を優先しやすい期間でもあります。
「春期講習は勉強することがないな…」
と感じる場合は、無理に春期講習を受けずに、その分の費用を夏期講習や冬期講習に取っておくのも一つの手です。
最後に、塾を今年度にはやめたい場合は、春期講習前にやめておいた方がトラブルが少ないです。
というのも、春は維持管理費や新しい教材費の請求タイミングなので
「やめるのに高額な請求をされた…」
といったことにならないように、気をつける必要があるからです。
春期講習の断り方

断る理由を伝える
春期講習は、夏期講習や冬期講習と比べると断りやすい講習です。
期間も短いですし、受験も終わっていることから、塾側も無理な押し売りをすることは少なくなります。
だからこそ理由は率直に伝えて、塾との信頼関係を崩さないようにしてみましょう。
- 自分で勉強をしたい
- 他の習い事を優先したい
- 家族の予定がある
などなど
このような理由で構いませんので、曖昧に断るよりも理由をはっきり伝えた方が好印象です。
塾を継続するのか伝える
塾側の思惑でも述べましたが、春期講習をたくさん取ってくれるよりも、今後継続してくれるかどうかを塾側は気にしています。
そのため
春期講習を断る=塾もやめる
というふうに考えてしまうことがあるので、春期講習は断るけど塾を続ける場合は
「春期講習は参加しませんが、また新年度からよろしくお願いします」
このような言葉で伝えてみましょう。
「続けてくれるなら春期講習は参加しなくても全然大丈夫です」
といった心の声が聞こえてくるかもしれません笑
早いうちに伝える
これは他の講習の際にも当てはまりますが、断るなら断るで早めに伝えましょう。
もし塾をやめることも考えている場合は、早く伝えることでトラブルを回避できます。
やめる連絡がないと塾は各生徒の新年度の学習目標を考えたり、教材等の準備を始めたりするので、ギリギリの連絡だと金銭面のトラブルに巻き込まれるかもしれません。
「やめるのに10万円もの高額請求がきた…」
「連絡が遅くなり、新年度もあと1か月通うことになった…」
このようなことにならないように、余裕を持って塾とコミュニケーションを取りましょう。
新年度の目標を伝える
春期講習を断る場合でも、新年度の目標は塾と共有しておいた方が良いです。
講習前は面談をする塾が多いのでそのときに話しても良いですし、もし話す機会がない場合は自ら確認をしておきましょう。
塾はこういうふうに考えているが、保護者は違ったふうに考えていた…
このような食い違いがあるまま新年度を迎えてしまうと、後々大きなトラブルにつながるかもしれません。
お互いの認識がずれたまま1年間を過ごすのと、お互いが同じ目標を見据えて1年間勉強に励むのとでは、どちらが良いかは言うまでもないでしょう。
まとめ

今回は春期講習を受講するかどうか悩んでいる方に向けて、情報をまとめてみました。
春期講習は、期間が短く受験後というタイミングでもあるため、他の講習と比べると断りやすい講習かもしれません。
しかし年度の切り替え時期のため、復習や予習・検定対策に取り組みやすい時期でもあります。
塾側としては、春期講習を断るかどうかよりも、新年度からも塾を継続してくれるかどうかを気にしています。
そのため、春期講習を断る場合は、早めに丁寧に理由を伝えるだけで大丈夫です。
その際に塾を続ける場合は、新年度からの目標や学習の進め方を確認しておきましょう。
そうすることで塾との関係がより強固になり、より効果的かつ快適に子どもが塾生活を送ることができるようになりますよ!
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