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分厚くなる教科書、デジタル教科書へ移行するのか?

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教科書が分厚くなっている

 

小学校、中学校、高校で使用する教科書が、どんどん分厚くなっているという話を耳にしました。

たしかに私も塾で指導にあたっていると、教科書の改訂が行われるたびに、内容が広く・難しくなっている印象を受けます。

少し前までは高校で学習していた内容を、中学校で勉強するようになっていることも珍しくはありません。

 

本音塾長
およそ20年前と比べた教科書のページ数は、小学校で約3倍、中学校で約2倍に増えているそうです。

 

ページ数が増えるということは、その分教科書の厚みも増すということになります。

持ち運ぶだけでも一苦労となっている教科書ですが、その対策としてかタブレットやパソコンで利用できる「デジタル教科書」が普及してきています。

 

本音塾長
特に私立学校に通っている生徒は、タブレットに入っている教科書やワークを使っている子が増えています。

 

今回はそんなデジタル教科書に移行する是非や学習量の増加について考えてみましょう!

 

デジタル教科書はアリ?ナシ?

 

デジタル教科書はズバリ!アリでしょうか?ナシでしょうか?

人によって意見がわかれる質問かもしれません。

私の塾では補助教材としてタブレット学習を導入していますが

「タブレット学習はちょっと…」

というご家庭が一定数います。

主な理由としては、紙とペンでの学習が一番身につくと思っているからだそうです。

たしかにそうやって学習してきた保護者世代の方は、そう感じてもおかしくありませんし、事実そういった面があることも否めません。

逆にデジタル教科書のメリットを考えると

 

  • 図や写真が見やすく編集もでき使いやすい
  • 音声や動画再生が可能
  • 何度でも書き込みと修正ができる
  • 教科書を汚したり破いたりすることがない
  • 学習計画や学力分析にも利用できる

 

このようなことが挙げられます。

総じて教育の質が向上できるメリットがありそうです。

逆にデメリットとしては

 

  • 健康面、特に視力が低下することに対する懸念
  • セキュリティ対策が必要
  • 端末購入や故障の際の費用

 

紙の教科書ではなかったデメリットが考えられます。

 

本音塾長
メリット・デメリットをまとめると、一長一短な気もしますね。

 

ですが情報量(学習量)が増えた現代では、どうしても学習の効率化といった面を考慮する必要があります。

そうすると、情報を凝縮できるデジタル教科書が普及していくことは、必然のようにも思えてきます。

 

学習量が増え過ぎている

 

デジタル教科書が普及している要因の一つに、学習量が増えていることが考えられます。

この記事の冒頭で述べたように、20年前と比べて単純比較すると2〜3倍の量になっています。

2002年から2010年代初期まで実施されたゆとり教育の世代と比べると、現在の小学校6年間の授業コマ数は400コマほど増えているそうです。

この風潮も情報量が増え続けている現代社会を鑑みると当然のように感じますが、弊害となっている面も見受けられます。

それは

詰め込み教育で、思考力は伸びるのか?

という点です。

情報量が増えるほど、学習量が増えるほど、その知識を自分なりにどのように使うのかが大事になってきます。

学びっぱなしでは、意欲的な成長の機会は得られません。

学習量を減らしてでも、子どもたちが主体性を持って学べる環境を整備する方が大切だという声もあります。

その一端を担う存在として、デジタル教科書はアリかもしれません。

なぜなら紙の教科書ではできませんが、デジタルならば子どもの興味関心に焦点を当てて、いつでも内容を増やしたり調整したりしやすいからです。

内容を増やすというのは学習の総量を増やすという意味ではなく、興味のある単元ならさらに応用的な話も盛り込みますが、逆に興味のない単元なら最低限だけ学び、それ以外は減らすといったように調整をするということです。

デジタル教科書は紙の教科書ではできない、子ども一人一人に対して常に変化し最適化できる教科書を目指してみると面白いかもしれません。

 

自ら学ぶことを身につける

 

紙の教科書だろうが、デジタル教科書だろうが、結局のところ今ある環境を最大限活用して、子どもが自分なりに満足のいく将来を描けるかが大切になるのかもしれません。

そのためには、自主性、つまり自ら学ぶ姿勢を身につける必要があります。

塾で多くの子どもと接していると、この自主性という部分は、子どもの成長において軽視できない側面だと感じます。

正直にいうと、子どもの大半は「受け身」です。

つまり言われたことはするけど、それ以外はしないという子がほとんどです。

なんなら言われたこともしないという子もいます。

「勉強がつまらないからしない」

という子がほとんどのように思えますが、なんだかんだ点数が上がったり問題が解けるようになったりすると、皆嬉しそうにしてくれます。

それなのに自ら勉強を進んでしないというのは、非常にもったいないですよね。

勉強には将来の可能性を広げるという一面がありますが、根本的に「楽しいものだ」という風に感じてほしいです。

理想的な環境をあれこれ考えるよりも、まずはそういった気持ち面をどう作るのかが、これまでもこれからも教育においては大切だと思います。

子どもが勉強は楽しいと思えるように大人たちも勉強を楽しめるようになってから、紙の教科書が良い!デジタルの方が良い!などと議論をしてみても遅くはないかもしれませんね。

 

今回の学び

デジタル教科書には紙の教科書にはない良い点・悪い点がある。

そして学習量が増えている現代では、デジタルに移行していくのは仕方がないのかもしれない。

デジタル化や学習量の是非をあれこれ考えるよりも、今の環境でどうやったら勉強を楽しめるのか考えてみると良い!

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